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お盆と施餓鬼 

熊野観心十界曼荼羅の中央に大きく描かれているのは施餓鬼棚である。

施餓鬼会せがきえには「三界萬霊」の位牌や卒塔婆を立てる習わしがある。三界萬霊は有縁無縁の諸精霊で、誰か特定の霊をいうのではない。餓鬼道の亡者にかぎらず、広く供養するものである。

そこには、現実の生活空間の周囲に何か目に見えない霊がいるのではないかという感覚がある。現代の私たちにもそれがあるので、不安をあおられて霊感商法にひっかかったり、ときには死者さえ出るカルト事件が発生する。

三界萬霊供養の施餓鬼会は、そのような不安を解消する知恵でもあった。とりわけ、先祖の霊を慰めるのは重要なことなので、施餓鬼はお盆の行事ともなり、家の仏壇の前に施餓鬼棚と同じような精霊棚をつくって供養する風習が広まった。

現在、「餓鬼」という言葉は差別的だから施餓鬼会を施食会せじきえと言い換えようという動きもあるが、そのように言葉を消し去ってしまっていいとは思われない。

十界曼荼羅の施餓鬼棚

まんだらp36画像はクリックで拡大

十界曼荼羅全図 熊野観心十界曼荼羅・全図

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(大角修)

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