参院選、投票しても無駄なのか 

昨夜、朝日TV報道ステーションを見て唖然。
18歳から選挙権が認められたけれど若年層の投票率が低い。女性キャスターが「投票に行きなさいと言われるから行く。私も義務感だけで行く」という。たぶん、自分が投票してもしなくても何も変わらないと思われているのだろう。

ゲストコメンテーターの日本史学者が、戦前は徴兵制で男子に兵役があったから選挙権は男子のみ、太平洋戦争の総力戦で女性も駆り立てられたから戦後に婦人参政権が与えられたという珍妙な自説を長々と語ったあと、初の18歳からの選挙になったけれど投票する動機が弱いから、商店街の商品券を与えるとか少し減税するとかの特典を考えないとだめだとおっしゃる。

そんな「おまけ」につられて投票されては、ますますポピュリズムが強まるだけだ。

そんなことより、参院選は3年ごとに必ずある。それに負けて内閣総辞職したり、ねじれ国会になったり、けっこう大きな変化があったことを、マスコミはきちんと報道すべきだ。1票は軽く思われても、全体としては大きな影響力を発揮してきた。

過去の参院選の結果と、それによって起こった変化、今度の参院選の結果によっては起こるであろう変化の予測を、高校生にもわかりやすく、さまざまな角度から報道するのがマスコミの使命ではないか。その情報が乏しいから「投票しても無駄」感が漂うことになる。

くだんのコメンテーターはベストセラー『武士の家計簿』の著者で、それは名著だと思うけれど、「投票したらご褒美を」みたいなバカげた提案ではなく、日本史学者として過去の歴史にかんがみ、いま、どんな変化や改善が必要なのかをコメントしてほしかったところである。

ちなみに過去の国政選挙の結果については、選挙データペース「国政.net」ttp://www.kokusei.net/senkyo/などで見ることができる。

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